上武樹脂鉄道振興会

この先、揺れる事がありますのでお気をつけください。

2023年08月

前回の記事はこちら

ついに初日だけで3本目の記事へ。本当に完結させる気はあるのでしょうか。

前回レイアウト全景を撮影したところで区切ったので、今回は設営日に撮影した細部を紹介していきます。
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まずは最北端の稚内桟橋駅から。まさか稚泊連絡船の駅まで再現されるとは想像もしていませんでしたが、ハイエースで運んだ資材にともさんから持ち込まれた大トンネルがあった事により実現。きょーやさん渾身の力作であるC55も本線ではなく無条件でここに設置されました。
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2012年8月に撮影した実物がこちら。残念ながらC55は解体されて現存せず、今は動輪のみが残されています。
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なんで再現されたんだよ駅特集。誰でしょうね、こんな都合のいい仮乗降場用のストラクチャーなんて作ってきたのは。ところで飛行場前駅は天北線にあった駅ですが、車両運用の都合でこのように廃止から復活させられた路線も数か所あります。
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これもなんであるんだよと言いたい常紋信号場ですが、これもともさん所有の大トンネルがあったからこそ実現できた代物です。
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一度信号塔制作記で紹介していますが実物はこんな感じ。これだけでもかなり解像度が高いことがわかりますね。
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いきなり南下して道南エリアの流山温泉駅へ。かつて200系が保存されていた様子を再現するためにわざわざ池谷さんから改造作品を借りて北海道へ持ってきたという事からも気合の入りようが伺えます。
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もちろんJRだけが北海道の鉄道とは限らず、今回新たに炭鉱鉄道たちも登場した事で時代とジャンルの幅が大きく広がりました。青流さん制作の三井芦別鉄道DD501が実物の細身な車体を再現しておりかなりツボです。
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せっかくなので実車と比べてみましょう(2015年8月撮影)
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今回炭鉱鉄道の解像度が劇的に上がったのはもちろん砂川さんの存在が大きく、同じく去年出版した同人誌「専用線ヒストリー」とのコラボレーションもこの通り見られました。

この本、boothから入手する事ができる上に砂川駅周辺の専用線の事が事細やかに調査・考察されておりかなり読みごたえがあります。というか読みましょう。
https://sunagawarailway.booth.pm/items/4113984

さて前回(第6回)には無かったものとしてハウスブロックとそれを模倣したレプリカであるところの八ウスブロックがあるのですが、今回は

①JRタワーと札幌エスタ
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②釧路駅
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③アルファリゾート・トマム(現・星野リゾート トマム)
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④野比家
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と計4か所で活躍を見せていました。野比家って東京都練馬区月見台すすきが原にあるんじゃないのかと言われかねないですが、どうやら吉岡海底駅にあったドラえもん海底ワールドのセットを再現したとの事で…
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そうこうしている内に夕食の時間がやってきたので正面から再度全景を撮影して撤収。3日間もあるので初日くらいは平和に過ごそうという事で…
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太平の平和園へ。この通り外観はウェスタン風なのでステーキ屋のように見えますが
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なんと中には和風の宴会場が。そもそも宴会場が予約されている事自体がツッコミどころではあるのですが…
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そしてその正体はこの通り焼き肉屋。北海道らしくジンギスカンも頂けるのが非常に高いポイントです。

なお4つあるテーブルの中で1つだけ凄まじい勢いでアルコールが消費されているのが見えました。平和から程遠いと言わざるを得ません。
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ラストオーダーでビビンバを頼むほどの暴飲暴食を重ねた後に退店し、車勢に新琴似駅まで送って頂いて解散。札幌駅前に泊まっている遠征勢は更に麻生駅まで歩いて南北線で帰宅しました。
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もっとも、ただおとなしくホテルへ戻ったわけではなく北海道らしくセイコーマートで食糧を調達し、夜食にホテルのコーヒーとりんごキャラメルシューを頂いてから就寝しました。もう昼にセコマ行ってるだろですって?いやこれも関東の店で扱ってないんですよ。

次回へつづく

前回ただの旅行記で終わりましたが、今度こそプラレールが出てきますのでご安心ください。

到着した段階では会場の測量が終わり函館エリアの敷設が始まった頃。なぜ測量…?と思われた方もいるかもしれませんが今回は予め3D CADのソフトでレイアウトの設計図が用意されており、設計図上の罫線と会場が揃うように合わせる必要があったからです
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その測量の成果がこちら。往復レールが加わった事で単純なエンドレスに留まらず複雑な走らせ方を実現し、まさに国民的鉄道システムトイを体現したレイアウトに仕上がったと言えるでしょう。

…さてお決まりも済ませた事ですし荷物を置いて作業に入りましょう。
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まず函館の工区に加わり、ひたすらレールを札幌方面へ。
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11時ちょうどの進捗がこれ。手前の函館と奥の釧路から徐々に札幌を目指していきますが、とにかく広いの一言に尽きます。
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これは函館山線を小樽駅付近まで敷いて札幌方面へ伸ばしていた時の模様。近郊電車を折り返すためのループ線も組み込まれたので実物よりかなり複雑になっています。
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正午頃にはほぼレイアウトの骨格ができあがりここで昼休みに。左奥にはもう旭川駅が造られています。
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環状通東のセコマで買ったパンや総菜で昼食。あなた普段からセコマ行ってるじゃんと言われかねないですが、もちろん関東で扱っていない商品で固めてありますので何ら問題ありません。
特に右端に映っているさつま揚げが絶品なんですよ 北海道にいる人は是非買いましょう
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12時半に昼休みを終え作業を再開。のはずが……
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早朝に津軽海峡で追い越したハイエースが無事に到着。普段同じ県内で乗せてもらう車を札幌で見るのはなんとも不思議な感覚です。
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ハイエースで運ばれた資材を搬入しつつ作業を進め13時の状況がこれ。手前に見える複々線が函館線と千歳線の並走区間なのでかなり札幌まで近づいてきました。
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ここで新函館北斗駅から止まっていた新幹線建設が一気にスタート、2030年度どころか16時頃の全通を目指してレールが敷かれていきます。
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14時にはこの通り札幌駅が姿を現しほとんどの本線が開通。道北・道東方面は車両基地もできあがり、あとは道央圏の車庫建設がメインでしょうか。
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そこからわずか30分でこの状態に。右手前に札幌運転所、左手前には苗穂運転所が登場し車両基地も出揃ってきました。まあこの後足りないという話になるんですけどね

ところで15時頃に飲み物を買いに自販機へ向かったところ…
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ミネラルウォーターがゆきのみずである事を発見。実はこの商品、札幌通運でおなじみのロジネットジャパングループなので鉄道輸送と間接的に関わりがあるんですよね。
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最終的にレイアウトは16過ぎに完成。この通り240m2あるはずのアトリエ2を埋め尽くすレールにより全道の路線網が再現されました。とはいえこれだけでは何がどこにあるかわかりづらいので細部を紹介していきたいのですが、またしても長くなったので再度分割する事に…

あと少しで1周年というところまでブランクが空いてしまいましたが、昨年4年ぶりに開催された「第7回プラレールひろばinさっぽろ」(通称"さっぽろ7")についてまとめていきたいと思います。いつ完結するかわかりませんが気長に待って頂ければ……

さて行き先が札幌になると移動手段も限られてきますが、今回も無難に飛行機で移動する事が決定。ですが取れたのが羽田を朝6時半に出るフライトだったので埼玉の自宅からだと間に合わなくなる恐れがあり、まさかの都内で前泊するという旅程になってしまいました。

という事で設営日の更に前日の10/3は退勤後すぐに都心へ移動、トランクとボストンバッグ(いずれも職場最寄駅のコインロッカーから回収)を持つ謎のサラリーマンが爆誕します。
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日比谷線へ乗り換えるために上野駅で下車。このまま夜行列車に乗って向かいたいところですが、残念ながらもう1本もありません。
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とりあえず目的地の人形町駅に到着。土砂降りの中5分くらい徒歩で移動します。
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そして21時半頃にこの日の宿、相鉄フレッサイン日本橋人形町に到着。マイル特典での予約でしたが都心に泊まる事なんてほぼ無いので貴重な体験です。
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22時頃になりようやく夕食。あたかも北海道で食べているように見せていますがまだ東京にいますからねこれ。これからの遠征が楽しみではあるものの前日までの作業が響いていたので秒速で就寝。
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翌日は朝4時に起床。しつこいようですがこの時点ではまだ都内です。
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浅草線の始発で羽田空港へ。人形町からでも始発に乗らないと間に合わないのでいかに早いフライトかがよくわかります。

こうして5時50分に羽田空港へ到着、まだ夜明け前だというのに驚くほどの乗客で混み合っていました。これでもあと40分しかないので秒速でチェックインを済ませます
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ただボストンバッグを預けているだけに見えますが中身は直線レール120本だけ。
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この通り誇張表現は一切ありません。
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だからまだ北海道に着いてすらないって言ってるでしょうが。
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6時半、新千歳線の1本目であるJAL501便は定刻通りに離陸。新千歳線にしてはかなり小さい737-800でしたが見事に満席でした。普段であればただの移動になるところ…
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今回はフェリーで移動しているハイエース組をマリントラフィックで追跡しながらとなるのでスマホから目が離せません。幸いWi-FiサービスのあるJAL便だったのでリアルタイムで追う事ができ、津軽海峡の上空での追い越しまで確認する事ができました。
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そうこうしている内に新千歳空港へ到着、親の顔より見たボーディングブリッジを渡ってターミナルへ。
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預け荷物を受け取り、そのままJR線ホームへ向かうところまではいつもの流れですが、今回は直接会場へ向かうので市内観光を満喫する時間すらありません。札幌駅に着いて即地下鉄東豊線の乗り場へ向かい、環状通東駅の改札を出て即出口へと向かいます。
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セイコーマートって埼玉だけじゃなかったんですね!!(大声)
という事でバスターミナルの向かいにあるセコマで昼食を調達。10分間で済ませるにはかなりハードなミッションでした。

ギリギリながらモエレ沼公園方面のバスへ乗車、これに30分ほど揺られる事となります。特にこの路線は東苗穂の街を横断する形となるため、東苗穂3条3丁目から始まって東苗穂13条3丁目・東苗穂14条3丁目とバス停が続き…

豊  畑
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でいきなり民家1つすらない原野に放たれます。閑静な住宅地から急にクソミドリ大平原へ景色が変わるのも北海道ならでは。
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この次のバス停が目的地であるモエレ沼公園入口で、下車してから更に公園の中を15分ほど移動。
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10時過ぎに会場であるガラスのピラミッドへ到着。起床からちょうど4時間といったところでしょうか。

まだ何もレールを敷いていませんが長くなったので一旦ここで区切ります。書きたい事が多いので許してください。

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