上武樹脂鉄道振興会

この先、揺れる事がありますのでお気をつけください。

2022年09月

もう2日目にレイアウトが完成した時点でかなり満足しきっていましたが、まだ本格的に走らせていないので我々の「ゆめくうかん」はまだ始まっていません。
IMG_2243
という事で3日目はここからスタート、セイコーマートです。「運転会と全然関係ねぇじゃん!」と突っ込まれそうですが、主催がやっている配信は"ともさんのガラナが飲みたい"ですし、セコマならガラナ売っているので……

ここで朝食を買い、そのまま会場へ向かうと思いきや……
IMG_2247
本川越駅で寄り道をしてニューレッドアローのプラレールを購入。購入から親子写真撮影まで3分だったので最速記録を狙える説すらあります。
IMG_2250
なおセイコーマートでもファンブックを2冊買っていたので朝9時にして戦利品がこの量(レッドアロー1本は雅さんへの代理分)。これらを持って会場入りです。
IMG_2253
中心駅の在来線ホームは4線ともに極悪……というよりはやたら怪しい車両たちが並んでいました。全部製品ラインナップにありそうな感じにもかかわらず「プラレールのすべて」にも「プラレール大全」にも「プラレール資料館」にも乗っておりません。なぜでしょうか。

この後は車両を走らせながら自主規制自主規制の話などで盛り上がったはずが肝心の写真は1枚もなし。やっぱり昨日の結果に満足しているじゃないか…
IMG_2257
なので次の写真が出てくるのは昨日に引き続き昼食で行った喫茶・レストラン ボンテ。今回はオムライスを注文してみましたがこれまた理想的な喫茶店のお味。まだ制覇しないといけないメニューがあるので次回も会場はここにしませんか?(誰かに視線を向けながら)
IMG_2258
スタッフ達が激しい勢いで飲み食いしていたらマスターからラスクのサービスを頂きました。なお隣のテーブルではこの後更にプリンアラモードを注文する猛者が3人も。
IMG_2260
またしても1時間近くくつろいだ後に会場へ。転車台の顔ぶれが変わっていましたが弁慶号・C58・青D51・C62と珍しいSLが勢ぞろい。なんか灰色のC12も見えますが小松島ステーションパークあたりにいそうな車両ですね……
IMG_2262
架線柱と立ち木が敷き詰められているレイアウトっていいよね…という写真。ハウスブロックもいいレイアウトのアクセントになっていて非常に好印象です。

ところで朝買ってきたニューレッドアローの話題になったところで「西武10000系は5000系の機器流用車」という話になりまして…
IMG_2264
レッドアローのシャーシにニューレッドアローの車体を載せる試みが。スカート部が干渉して無改造では載せられないという結果になりましたが、いつか旧動力化には挑戦したいものです。

そうこうしているうちに終了1時間前の15時頃となりますが、先に一部の情景部品のみ撤収作業が始まって部屋の片隅に集められます。
IMG_2265
それがこのハウスブロックで、本物とレプリカ(通称"八ウスブロック")と合わせて115個も揃ってしまいました。これだけ揃った以上は"アレ"を作らないといけませんね……
IMG_2267
という事で縮小版ながら「積み木ロボット」の再現に成功してしまいました。初日に1回肩まで組立らえていたのもこの伏線です。ただこれってほぼ妻面側を前にするのでハウスブロックというよりは文字通りただの積み木ですよね……
IMG_2274
予定通り16時過ぎに運転会は終了。撤収前にもう1回撮影します。
IMG_2275
3日目になってようやくレイアウトに改造車両が登場。本来「走らせる車両は自由」という趣旨でしたが改造派のスタッフも絶版品を持っている事が多く、なかなか日本製以外の車両が出てこないという結果に。

なおこの頃にボンテのマスターさんがいらしてありがたい事に飲み物にお弁当と沢山の差し入れを頂きました。次回開催がこの会場になった暁には是非是非また利用させて頂きます。

名残惜しいですが16時半頃から撤収がスタート。
IMG_2277
先程作った積み木ロボットは床の間から移動させている途中で倒してしまいあっけなく公開終了。ここでバレてしまいましたがそのままでは直立できないので裏からマスキングテープで補強していました。
IMG_2278
レイアウトの撤収がほぼ完了した頃に最後の企画として電動プラ電車一斉並びが行われました。もはやここまで並ぶと壮観を通り越して数の暴力としか言いようがありません。
IMG_2280
最終的に完全撤収は20時過ぎとなり3日間お世話になった狭山市市民会館を後にしました。今更ですがちゃんと入口のモニターにも「プラレール考古学会」と表示されていたのですね。
IMG_2281
IMG_2282
帰り際においしいラーメンを見つけてしまったので山岡家で夕食を。麺の力で元気が溢れてきますが3日連続でラーメンを食べているような……?

こうして3日間の開催日程を全通したわけですが、歴代の製品で固めたレイアウトを組むと同時に参加者同士で持ち込んだ製品について情報の共有や考察などができたという点でとても実りの多かった運転会だったと思います。以前から希少価値の高い絶版プラレールを「極悪」と称する風潮がありましたが、集まった情景部品と車両の数からして特に極悪中の極悪であったとも言えるでしょう。このような機会を提供してくださった主催のともさんに感謝するとともに、ぜひ第2回で更に極悪なレイアウトを期待したいところです。

前回は完成までたどり着かなかった日本製運転会、果たして今日こそは"夢の空間"を見ることはできるのでしょうか。
IMG_2187
9時の集合時間に間に合わせるよう移動開始。今日は埼玉の地場スーパー、ベルクの魔剤BARKをキメていきます。
IMG_2191
本川越駅でニューレッドアローとご対面。これで狭山市駅まで行く事もできますが、約10分で300円の課金となると……
IMG_2195
結局後続の準急で狭山市駅へ向かい。新宿方面から来たたろこさんと合流の後に会場へ。この道をまっすぐ進むと市民会館に着きます。

会場に集合後、昼頃の完成を目指しレイアウト敷設が再開されました。あくまで目標です。
IMG_2197
その途中で車両基地の片隅にプラスチックレール汽車が6両も並べられていました。きっと動力近代化によって廃車となり解体待ちなのでしょう。
IMG_2198
一旦外へ出た時に入口の看板が書き換えられているのを発見。プラレール資料館の館長ともなるとすぐしばかれるようなので大変なんですね。

結局目標の通り午前中には完成せず、交代で昼休みへ入る事に。
IMG_2200
昼食は市民会館内の喫茶・レストラン ボンテへ。最初は参加者達も「へー、ここ喫茶店あったんだ」という反応だったのがいざ入店してみたら雰囲気も料理もまさに正統派な喫茶店で、お判りの通りレトロなものが好きなオタク君たちからは絶大な支持を得るに至ります。このナポリタンも大きめに切られたソーセージがジューシーな味わいを引き出す絶品でした。
IMG_2202
食後のコーヒーも頂いてくつろいでいたら帰りを待たずに後半組が入店してきました。まあ1時間半もいればそうなりますよね。

会場へ戻ると設営はいよいよ大詰めに。それはお前らがサボっていたからだろうが
IMG_2204
レイアウトの隅にキーストーンとプレイスクールを並べる事に。この組み合わせは第7回鉄道模型広場ですでに実現しているものの、今回のぞみ0号さんのプレイスクールが加わったことで説明書で一番大きいレイアウト例を再現できるようになりました。しれっと置かれていますがかなり極悪な代物です。
IMG_2207
アーチ橋8連というとんでもない橋を渡るのは東條ともてつさん持ち込みの"おもしろ電車"。復活電動プラ電車ですらもう20年以上前の製品ですものね… ちょうどすれ違った車両は……あれ?こんな製品ありましたっけ!?

…もちろんこれは製品風の改造で、けーきさんの新作「地下鉄直通電車」だそうです。
IMG_2208
昨日はロボットの首部分になっていたハウスブロックは駅前のタワマンに化けていました。肝心の駅舎はターミナルステーションという屈指の入手難易度の情景で、極悪に極悪を重ねた駅に。
IMG_2212
おうふくシリーズもここまで揃ってしまうともはや壮観としか言いようがありません。その周囲では2つの積みおろし駅を組み合わせてひたすら丸太が運ばれていましたが、これってもしかして永久機関……?
IMG_2213
その隣にある貨物ヤードを埋め尽くすのは大量の往復EF66。ちょうどこの頃EF66-27が定期運用に入り話題となっていましたが、ここには国鉄色のEF66が15両もいたので追いかける必要は全くありませんでした。

そんな感じで車両たちが並べられていき、最終的にレイアウト完成となったのは18時頃。1日半かけて作った「夢空間」がこちらです。
IMG_2215
いやー、もう……言葉に表せませんね。和室でプラレールを走らせる、絶版品でレイアウトを作り絶版品を走らせる、といった子供の頃からの野望が1回で叶ってしまったわけですから。なお欄干から店内販促用のバルーンが吊るされているのが見えますが……
IMG_2216
IMG_2227
下にフックがついているからという理由でなんと車両が吊るされていました。よりにもよってプラスチックレール汽車の初期型というのが何とも極悪。
IMG_2217
なお欄干には障子に挟まれて「プラレール大全」も飾られていました。宣伝のようにも見えますが残念ながら今は在庫切れ……
IMG_2222
改めて手前側の全景です。奥の車両基地にも片っ端からカテゴリごとに歴代の製品が並べられています。
IMG_2223
IMG_2225
ちゃぶ台の上はシンプルに曲線8本と風景スタンドが飾られていました。「怪しいものは下に隠せ」と全部ちゃぶ台の下に押し込まれましたが、これらは一体なんなんでしょうね。
IMG_2224
奥側の操車場ではDD51により突放作業が行われていました。ハンプと突放の存在を「プラレールのすべて3」で知ったという人もいるのではないでしょうか。
IMG_2226
操車場近くの車両基地はひかり号と電動プラ電車がメイン。ただその中にさりげなくちんちん電車が3つもありますし、そもそもなぜ"てんてつき"がこんなに一杯あるのでしょうか………?
IMG_2228
今回ようやく実現できた事の1つとして新メカ化改造品の一斉展示もありました。雅さん・けーきさん・エチゼンさんとの4人で計13本も集まってしまう結果に。まだまだ新メカ化は進めていく必要がありそうですね。
IMG_2229
忘れられがちですがリゾート21やスーパーひたちもギリギリ日本製世代の製品なんですよね。まさかこの後651系が伊豆クレイルとしてリゾート21と顔を合わせるようになると誰が想像したでしょうか。

19時頃に一旦消灯して「ナイトモード」にする事に。鉄道模型広場ではおなじみの行事ですね。
IMG_2232
ライト付ステーション自体は何回も目にしていましたが……4つも揃うとレイアウトの中でもかなり目立ちます。そもそもよくこんなに揃ったな、という話ではあるのですが。
IMG_2233
ここからはナイトモード終了後の写真を数枚。全世界70億人が欲しがる情景部品「アクションエアポート」もこの通り本線の中に組み込まれていました。ただ手前側に立ち木がまだ並んでいるので滑走路の延伸はこれ以上難しいようです。
IMG_2234
改めて先ほどの車両基地を見てみると凄まじい数の電動プラ電車が。これでも全パターンまだ揃っていないとの事なので恐ろしいものです。
IMG_2235
午前中は「清算事業団」などとヤードに集められていたプラスチックレール汽車は転車台周辺に移動。確か人生で1度お目にかかれれば御の字くらいな車両だったはずがそこに6つもあるんですよね………
IMG_2236
これも地味に珍しい情景部品の「回転広告塔」ですがちゃんと運転会の広告を掲げて有効活用されていました。実用性がかなり高いのでできれば復刻してもらいたい逸品です。

1日目よりは早く20時頃に会場から出る事となり、うち数名で埼玉では外す事のできないお店へ向かいます。
IMG_2239
そうですね、埼玉名物といえばこの店ャンクレッジです。狭山にも店舗があると知った以上ここに来る以外の選択肢はありませんでした。
IMG_2238
息をするかのようにまぜそば全増しアブラダブル。この背アブラを絡ませながらヤサイを食うのがなんともたまらないんですよね。

この後帰宅し、翌日に備えて早めに就寝……するわけでもなく謎の作業を黙々とやって4時くらいに寝ました。大丈夫なのでしょうかこの人。

次回へ続く

↑このページのトップヘ