上武樹脂鉄道振興会

この先、揺れる事がありますのでお気をつけください。

2022年02月

前回の記事はこちら

昼食から戻った後はちゃんとスタッフとしての仕事にも戻ります。たぶん。
IMG_6679
途中で以前紹介した50系客車をたろこさん改造のものと並べさせてもらいました。右がキハ143系(SL銀河付属)から、左がSL人吉の客車からと同じ50系グループを種車にしていながらも違った仕上がりになるのは興味深い点ですね。
IMG_6680
その後リョウさんから「DE10と繋げませんか?」とありがたいオファーを頂いたので客車だけ作って牽引機が全く無い管理人は秒でOKサイン。どちらかと言えば四国・九州あたりで見られた組み合わせでしょうか? この後しばらく本線の上も快走させて頂きました。
IMG_6683
函館駅前が若干変化していたので見に行くとベイエリアで見られる"ハセスト"と"ラッピ"の並びや北洋銀行函館中央支店まで追加され謎のリアル感を出していました。特に後者がダイナマイト爆破かなんかしてドーザーで片されていないのはありがたい限りです。

公開終了1時間前の16時からは恒例のナイトモードに入り、各自レイアウトに仕込んでいた照明類が一気に本領を発揮します。
IMG_6685
IMG_2728
ホームが煌々と光る夜の函館駅。JRイン函館に泊まるとまさにこのアングルから駅を眺める事ができるので函館旅行の際はぜひ。
IMG_6688
いよいよ真価を発揮するライトステーション。ただ光るのではなく蛍光灯のようなぼやっとした淡い光り方が臨場感をそそり非常にエモでした。これは間違いなく情景部品の最高傑作と言えるでしょう。
FBVwLJEUYAIpfic
その1でご紹介した空港モジュールも滑走路の灯火でいよいよスケールモデルと見まがうリアルさへ。大阪国際空港にこんな撮影スポットがありましたよね。当然スタッフの人気撮影地となり代わる代わるシャッターを切っていきました。

17時の公開終了後はスタッフの撮影タイムへ。公開中にはできない並びなどを一気に行います。
IMG_6689
これも空港と同じの六郷線さんの作品。無限に出てくる小ネタにはひたすらに驚かされます。
IMG_6690
続いて坪単価ゾーンでプラ汽車ファミリーの一斉並びに。さすがに史上初の並びになるのではないのでしょうか。ちなみに右から順に以下の並びとなります。
①キーストーン
②プレイスクール
③プラスチックレール汽車(金属連結器)
④プラスチックレール汽車(プラスチック連結器)
⑤プラスチックレール汽車(40周年記念復刻版・アニバーサリーセット付属)
⑥プラスチックレール汽車(60周年記念復刻版)

次にヨーロッパ風の頭端式ホームで各自持ち込んだ欧州型車両を並べる事に。府中市とウィーン市が姉妹都市なのでそれに合わせて改造したはずなのですが……
IMG_6696
IMG_6697
「あれ?これウィーンじゃなくてヴェネツィアなのでは?」となぜか別の駅になってしまう不具合が。とはいえ論より証拠、実物のヴェネツィア・サンタ・ルチア駅と見比べると驚くほどに似ているのでした…
DSC_8943
DSC_8944
(いずれも2019年5月撮影)

また今回はオーストリアらしい車両という事でシーメンス・ユーロスプリンターのES64U2とES64U4(通称"タウルス")を一斉に制作したのですが……
IMG_6708
…まあ言いたい事は皆さん同じだと思います。

だ増そな
よえんん
 たなで
 んに?

IMG_6713
なお管理人制作の1116形はイタリア乗り入れ非対応のため本線上でえちごやさん製作のオリエント急行を牽引していました。VSOEのオーストリア内の牽引機に指定されているので実際に存在する組成です。

これでもまだやりたい事を消化しきれず名残惜しいところですが、また帰りが遅くなると夕飯を逃してしまう*ので泣く泣く会場を後にして府中駅へ。
*当時段階的緩和期間で飲食店は一律20時閉店でした

FBQQs1bUYAMAnMF
夕飯は散々ネタにした松屋系列の松のやで本格唐揚げ定食を。本来とんかつがメインの店ですが昼にカツカレーを食べてしまったので……

次回に続く

前回の記事はこちら

いよいよ迎えた公開初日、実家で某育成シミュレーションゲーム中の寝落ちを経て十分な睡眠をとったので準備は万端です。しかし2年ぶりとはいえ、当時まだ緩和期間の真っ只中だったのでどれだけお客さんが来場されるのか全く見当がつきません。
IMG_6658
開場の少し前に昨日見れなかった池谷さん担当のゾーンへ。毎回圧倒される濃い密度のトミカタウンの中にじわりじわりと増えつつあるレトロトイが合わさって独特の近未来感を醸し出しています。よく見ると高架線の先にあのドクトル・トミカの姿まで…

午前10時、地元東京競馬場のGIファンファーレと共に会場が開いてお客さん達が一斉にスタート。確かに会場の規模からしてプラレール運転会界のG1(グレード1)なのかもしれません。懸念事項だった来場者も例年通りといった印象で、競馬における"フルゲート"と言っても差し支えないでしょう。
IMG_6659
最初は持ち場(?)であった青函エリアで少々スタッフのお仕事を。踏切を挟んで反対側にもセイコーマートらしき建物が見えますが拡張移転した時の跡地でしょうか……?
IMG_6661
本州へ渡って青森駅を覗くと青函連絡船と航送する貨車を押し込む作業が再現されていました。34年前までこれが当たり前の光景だったと考えると隔世の感すらあります。

少し経ってから福遠さんのゾーンへ行ってみるとなぜか昨日は無かった建物が↓
IMG_6662
かの世界最高ホテルチェーンである東横インが駅前にそびえ立っているではありませんか。後から聞くととーかそさんの粋な計らいだったとの事で、ヨーロッパだとフランクフルト(ドイツ)とマルセイユ(フランス)に進出しているのでこれはまさしく解釈一致という事になります。
DSC_9637
まあマルセイユの東横インへ行くために第5回を欠席していたんですけどね

IMG_6668
坪単価レイアウト(前回の記事を参照)はバブル経済をも凌駕する安定の地価高騰を魅せていました。この辺りって図鑑とかで見て憧れる事しかできなかったコレクションだったはずなんですけどね……

昼前頃になって一旦控室へ向かうとこちらはこちらで何やら不穏な動きが。
IMG_6671
前日も登場したスシロープラレール付属の貨車を使って某アイドル育成ゲームのアクリルスタンドが一斉展示されていました。「これが"おまち"ならぬ"おたく"ですか」とつい言ってしまったところ採用されてしまい「推し特急おたく」が正式名称に。
IMG_6672
その隣ではえちごやさん渾身の新作「借金センター」の隣でガチャを引く試みが行われ、当たりを引くスタッフが続出したので自分も便乗するも結果は全く振るわず。なおガチャ運にはこの後1か月近く振り回されることになります。ああああ!!ムカつく

その後は昼食のために一旦外出することに。なんで休憩した後に更に休憩するんですかね…
IMG_6674
ただ府中駅北口へ向かうだけで某育成シミュレーションゲームの聖地巡礼ができるようになりました。是非おすすめです。
IMG_6675
肝心の昼食は京王グループが運営するカレーショップC&Cへ。今回の会場であるルミエール府中も京王グループの京王設備サービスが管理受託している施設*のため隅から隅まで京王グループへ依存している事になります。
*施設自体は府中市所有

まだ最初の数時間程度ですが後半の方が長いので一旦区切ります。

次回へつづく

サフィール日高屋並もしくはそれ以下の手抜き記事になりますがどうかご容赦ください。

話は3年半前、第6回プラレールひろばinさっぽろ向けの車両を改造している最中にオルファのクラフトのこを購入するところから始まります。今思えばクラフトのこすら持たずに2年近く改造をしていたとはなんと命知らずだったのでしょう。

そしていきなり本番で使うのも怖いのでまず練習と切れ味の確認をしようと実験台を探していたところキハ182(宗谷本線急行仕様)を改造した際に余った先頭車と後尾車の存在を思い出します。

「そういや数カ月前にこれ解体されていたな…」
IMG_4353
上半分がどこかに行ってしまいました。これのおかげで以降クラフトのこで全く失敗していないので大成功と言えましょう。なおヘッドマークもなくなっているのは同時期に導入したタミヤの電動ハンディドリルの賜物です。
IMG_4354
ただ断面が成型色の白ではリアルさに欠けるのでこの当時発売されたばかりのTOMIXペイントマーカーでバーナーの焦げを再現します。ほぼ表面処理をしていないのはわざとなので問題なし。なお切り出した屋根部分は一応無駄にせずオホーツクの後尾車と組み合わせる事で新メカ対応のオホーツクを作る予定でいたのですが、見事に失敗してしまい頓挫する事へ。
IMG_4630
こうして完成した旭山動物園号(最末期仕様)は無事に"さっぽろ6"の苗穂工場で華々しいデビューを飾り側線の奥でひたすらに放置されていました。「旭山閉園号」という異名も頂きましたが旭山動物園はちゃんと営業していますのでそこは誤解の無いよう……

ところがこの2年後に北海道鉄道技術館を訪問した際にこれが終わりでなかった事に気づきます。
DSC_1354
そこにはなんと車番部分が切り出された車体が展示されているではありませんか。という事は真の最末期は車番のみという事になってしまうのでこれも再現しないといけないわけで……

↑このページのトップヘ