前回の記事はこちら
IMG_2385
先日、後尾車のみながらオークションで電動超特急ひかり号を入手する事ができました。
IMG_2386
しかし裏返してみるとシャーシの、しかも軸受けにヒビが入っておりレールに乗せるだけで傾いてしまう状態に。このままでは走らせる事すらできませんので……

仕方ないですね、いつも通りシャーシをくり抜いて新メカが入るようにしましょうか。
IMG_4083
実を言うと電動超特急ひかり号は一昨年に編成で入手しており、最初からこれと組み合わせて走らせようという算段だったのです。なおこれを購入したレシートで駐車サービス券4時間分が貰えたのでしばらく「走る駐車料金」と呼んでいたのはここだけの話。

IMG_2388
まず車体もだいぶ汚れていたので一旦中性洗剤で洗います。幸い青帯が塗装になった後期ロットだったのでここは全く問題なし。
IMG_2389
続いて(いつも通りですが)クラフトのことかエッチングニッパーとかでシャーシの中身をくり抜いていきます。この写真だともはや解体にしか見えませんがちゃんと改造していますのでご安心ください。
IMG_4080
以前新メカ化したライト付きひかり号ではシャーシが無改造で入りましたが、電動超特急ひかり号は全長が5mmほど短いためそのままでは入りません。なので(これもいつも通りですが)先端部分をカットしてちょうど収まるように加工。ついでにこの段階で車輪も赤に交換しますが、その出所は……
IMG_2387
同時に届いたライト付きひかり号の先頭車(不動品)でした。これも落札時に状態の悪さから部品取りにする事を決めていたので予定通りです。
IMG_3892
スイッチ穴もいつも通りですが空けていきます。位置決めをした後にドリルで穴を空けてからヤスリで整えると……
IMG_4081
位置決めが上手く行かなかったようで少し大きめとなってしまいました。とりあえず「IRシャーシでも収まるようにするため」と言い訳しておきましょう。

最後にシャーシ前頭部にネジ穴を空けてからナットを取り付け、車体とシャーシを接合して作業は完了となります。

IMG_4082
そして完成した姿がこちらです。もっとも、上スイッチの電動超特急ひかり号も存在(ただし赤白塗装時代)したため違和感がほとんどありませんが。

IMG_4084
まさかこの年代の車両まで新メカを積むことになるとは想像すらしていませんでした。一体どんな方向性を目指しているのでしょうかね……。

ここまで計6回に渡って行ってきた旧製品の新メカ化改造ですが、今回をもって一区切りとし……ようにも背後には買い溜めてある後尾車の山ができているのでしばらくは続くことになりそうです。むしろ充てる新メカのシャーシの方が足りないくらいですし。